鉄道関連本

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2016年10月

ではED40、じっくりと

TMSの広告には一度しか出ておらず、「鉄道模型考古学」で初めて多少詳しい紹介がだされた、鉄道模型社のED40…。

このHP立ち上げのときにお借りしたものが、私のところにやって参りました。

まずは、じっくりとその構造などをお見せしたいと思います。


Ed401

外観はご覧の通り。エッチングで作られた板から切り出して組み立てられています。

珊瑚の場合は正面の窓枠が別パーツですが、模型社版では若干天地左右に、小さく四角に切り抜いて、それらしくしてあります。

ヘッドライト・テールライトは挽き物の組み合わせ、ホースもバネのように線を巻いたものがついています。


Ed402

反対側の写真です。

ラジエーターのようになっている鎧部分は、何度も書きますが、ロストではありません。

こちらは厚い真鍮の板に三角の段をつけてフライス加工したものを取り付けています。連結器に近い鎧部分や側面のパーツも全く同じ製法です。

従って、珊瑚のものよりは立体感がはっきりしています。


Ed409

TMSでは、上の写真のように、上下分離状態で掲載されていました。

初めてこれを見たときは「ほしい!!」と心から思い、値段(50,000円)を見てため息をついた記憶があります。

これを頼むぐらいなら、この当時同じような値段で何が買えたかといいますと…

天賞堂なら→EF64 1000、EF59、C55流線型、

カツミなら→C62、C57、C55

トビーなら→C50、C11

マイクロキャストミズノで→10000(EC40)(!!)

という代物です。

ちょうど大学にいた頃の話で、これに手を出す勇気がありませんでしたね。(笑)



Ed407

上回りをひっくり返すとこんな感じ。

実は屋根を一体に曲げていることがおわかり頂けるかと思います。

前後の、屋根が高くなっている部分には、正面の高さに合わせるように、小さな妻面のパーツがあります。

それを車体に取り付けた後、別に屋根を曲げた板を、なぜかボルト留めしている…という状態になります。

アングルに切り欠きがあるのは、ロッドを通すためのものです。

Ed403

動力…ですが、当HPで紹介していた説明ではわかりにくかったかもしれません。

上の写真のように、全軸駆動(この個体では、なぜか1軸だけギヤが抜けています)なんですが、これが、通常では考えられない伝達方式を使っています。


Ed404

Ed4010

モーターから三段落とし、線路に平行の伝達軸に、ウォームギヤをセットし、全軸駆動としているのです。写真にある通り、この個体では真ん中のスパーギヤが割れていまして、ここを修復する予定です。

このモーターについている減速機構が、分解不能パーツ…といわれるものです。

実際、ここを壊したら、全部自作でやりかえる必要が出てきます。

減速比は1:52とアナウンスされていましたが、これと珊瑚版、ミズノのEC40、のいずれにも同調は出来ません。


Ed4011

そしてモーターの後ろについているのが、ラック用モーターのシルエットパーツで、わざわざ真鍮削りだしのパーツを組んだものです。(これもロストではありません)


Img_2036

フライス加工したパーツであることがおわかり頂けるでしょうか?

さて、これから、こいつの復元作業を順次行っていきます。

詳細はこのブログで掲載をして参ります。

はたして動くようになるか…

たねあかし

さて、変な予告をしましたが、いま手元にED40、そして仕掛かりのED41があります。

ED40は、当HPで紹介していました、そのものを譲っていただきました。
なぜ動かなかったのか…すでに書きました通り、ウォームギヤを7つもつけていて、その抵抗がかなりある上に、わざわざφ11.5のギヤをはめ変えていて、その位相が全部違っているためです。
ただ、モーターが相当大きいことと、1:52という減速比が、どうやらやっとこ動く…という力を与えているようです。
惜しむらくは、平ギヤが割れており、これを抜くのが不可能なため(現状の構造では…)まずはロックタイトを使っての修復をしようかと思います。
はたして動くか否か…

そして、もう一つはもっと大変…!!
ED41はすでに記事に起こしていますように、調整の仕方はわかっていますが、前々所有者が、ロッドの穴をいじってしまっている!!
これをしてしまうと厄介です。

もとのパーツは出来る限り活かす!
これが出来ない方は「きれいに組める!!」
私はもとから「きれいには組めません」ので(←ここが重要・笑)とにかく入っているパーツで組みます。
そして、どんな批判があっても
(たいていは、なんでこんな組み方になっちゃったの?といわれます・爆笑)
動くまで組上げたいという意地で完成に持ち込みます。

しかしながら…
すでにほぼ完成の1両のほかに、車体が3両・下回りが1両…。
実物より両数が多い…、BBCも本当はもっとたくさんの注文を期待していたという話もありましたから、とりあえずED41 3・4を作りますかね…。

おそぎゃーものが…

第一種…接近遭遇とは…(遠目に見て小さく叫び:うわ〜)

第二種…接近遭遇とは…(手に取って、ちょっと普通に:うわああ、ああああ)

第三種…接近遭遇とは…(ねじを外して中身を見て(わあああああああ!)
(スネークマンショー…がわからないと、このネタふりはわからないですかねえ)


およそ、メーカー完成というのは「完成していること」「動くこと」「見た目のよいこと」という最低限のラインがあります。
このすべて(すべて!というところにご注目!!とくに2番目)を全く満たさない模型がまもなく到着します。

ちなみに模型社の「剣が峰」と言えば
シェイ
アプト
ディスカバー明治
ですが、このなかのどれかがやってきます。

詳細をのちほど報告いたしましょう。
それまではもったいぶって、予告だけにしておきます(笑)

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