鉄道関連本

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2017年4月

誰も見たことのないものを作る

平成も、28年まで来ると、自分の青年時代に見たこと、当時、歴史の話だったことが、今では「神話」の時代のように書かれたりします。

そういう意味では、例えば、先日書いたような「東武」の話だって、今の状態しか知らない人は、「準急 東武宇都宮行」が日中を走っていたことなんて当然知らないし、6000系の特急補完列車は「急行 だいや」というのがあった…と言おうものなら「へえ、東急からの直通には、名前はついていないですよね」なんて言われかねないわけです。

そして、自分がチャレンジし続けている「鉄道模型社」の製品のほとんどは、まずして実車を見たことはないですし、これが「新品」で販売されている当時、すでに実車を見たことのある人なんてあまりいなかったような気がします。

ことほど左様に、古い車両を作るときは、なまじ実車を見てないが故に、作り手がどっちに転ぶかで、その模型の完成度が二手に分かれます。
一つは、究極のハイディテールを持つ、芸術性すら感じる車両に仕上がる場合。そして今一つは、なんとなく、それなりに形にまとめちゃって遊べればいいや、みたいな模型になる場合、とがあるようです。


今、ちょっとつまらない模型を作っていますが、おそらく、これを実車で見たことのある人なんて、かなり限られると思います。何しろ、最後に運転されたのが、1922年。
この時点で、この年に生まれた人が、94〜95歳…。生まれたばかりの赤ん坊が、記憶を持っているはずがなく、最低でも5歳くらいはいかないと、覚えているはずもないわけで、それを加味したら、100歳は超えて来るわけです。

そして、今までは、おそらく誰もこれを作った人はいないと思います。なぜなら、ただ作っただけなら、このくらいつまらない車両もないからです。
というのも、そのまま作っただけでは、単なるボギー車になるだけで、実につまらない模型に成り下がるからです。

かといって、動力となる「機関部分」に何らかのモーターを仕込むのは、これは不可能に近い。極めて極小のモーターでも積めば、できるかも…とおいうレベルですが、その機関自体が、台車内蔵型に等しいことから寸法上もかなり厳しいものになるからです。


今のところ、車体が四角になり、二重屋根の乗せ方を検討し、問題の核心たる、台車とダミー動力の検討に入っています。
Facebookであげようかと思いましたが、あまりみなさん興味がなさそうなので、当HPで、後日改めて写真を掲載します。
本当に、多分誰も見たことのない模型として、何とか完成に持っていこうかと思います。

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